昨日は久しぶりにコージーとサーフ。が、湘南には全く波がないため、急遽、千葉までプチサーフトリップにでかけることに。

友人と湘南を出てサーフィンにでかけるなんて、いつ以来だろう…。おそらく、子どもが生まれる前、10年以上ぶりだろうなぁ。サーフボードを車に放り込んで、暗いうちから高速に乗るだけで、胸が高鳴るんです。懐かしい、この感覚。

なんとなく千葉方面、とだけ決めて家を出て、アクアラインを渡るころにデスティネーションを決める。あまり行くことがない南千葉、千倉/千歳エリアを訪れてみようかとのことになんとなくなりました。

このゆるーい感じ、その場のノリで行き先を決める感じが楽しいんです。南房総、遠いと思っていたけど、行ってみると案外近い。アクアライン、館山道素晴らしい。湘南から2時間で到着。

1回目にのぞいたポイントはノーサーフ。これはやばいかも、と思ってちょっと移動した先にはいい感じの腰前後の波がブレイクしてました。こんな波、湘南の連休にあったら激混みだろうに、さすがは南房総、波数に比して人が少ない。

速攻、着替えて入る。

波のサイズはそんなにないけど、さすが千葉。カレントがぎゅんぎゅん流れているし、波のパワーもそこそこ。

コージーはやはりアウトに出るのに苦労しているようだけど、僕は楽しくなっちゃってひとしきり波乗りに興じる。

コージーとのサーフはいつだって、一緒の遊び仲間。「サポートしてあげる」という感覚は僕の中に全然ないわけで…。たぶん、コージーもそのほうが気楽なのだろう、と勝手に想像する(違ったらごめん)。

2時間ぐらい波と戯れて岸にあがって休憩しながら軽くやりとり。

コージーはやっぱり、ゲッティングアウトに結構苦労していたそう。「カレントがすごいし、波に押し戻されるし、大回りしてようやく出られたよ。波が早いし、乗るのもなかなか苦労した。昔ならなんてことない波なんだけどね…」

そりゃそうだと思う。身体の自由が利かないなかでアウトに出るのはそりゃもう、大変だよね。

軽く休憩をしたのちに、後半戦。潮が動いて波の形が変わってきた&アサイチから入っていた人たちが上がってさらにばらけたポイントでのんびりサーフ。またしても僕は自分の波乗りに集中しちゃってコージーとバラバラになって2時間弱。

岸で合流して話すと…。

「いやはや、ドルフィンができないのがきつい。押し戻されちゃうからどうしても大回りしないとアウトに帰れないんだよね…」

「でも1本すごいの乗ったよ。沖から割れそうなやつに、ダメかと思ったけどパドルしたら乗れてグーフィー方面に乗ってった。寝たままターンを3、4回して気づいたら波打ち際で。下がでかい玉石と岩でびっくりだったよーー。」
だって。

最高じゃない!

結局2人して2ラウンド、合計4時間ぐらい海に浸かってた。僕もヘロヘロ。三連休の最終日。アクアラインが混むのが嫌で、昼めし食って早々に帰路につきました。

帰りの車中でも波乗り談義。

ドルフィンスルーをどうするか、って話題に。コージーは右半身が思うように動かないから、ドルフィンが難しい。ドルフィンは両腕でボードの先を沈めて、効き足(コージーは右足)でボードのテールを蹴ることで波の下をくぐる技術。右半身が思い通りに使えないとなると先端を沈めるのも、テールを蹴るのも難しい。

どうやって波を越えたらいいかねー、なんて話をあーだこーだ議論。蹴るのは左足にかえて、あとはノーズの沈め方次第だな、と。

この談義、楽しい!とっても楽しい!

コージーが波乗りに復帰して数か月。できることが少しずつ広がって、難しいこと・時間がかかることとトレーニングで何とかなることがなんとなくわかってきて。コージー自身が捉える「課題」がちょっとずつ具体的になって、変化していて…。

身体の動きに制約があっても、その制約を受け入れて、でも自分で波を捕まえて乗る、ってことを短期間に確実に進化させている。すげぇな、コージー。

「伴走」ってほどではないけど、その変化を隣で一緒になって感じられるとはなんと幸せなことでしょう。

コージーとやりとりしたあとに改めて「波乗り」のことを考えると、なんて自由で愉快な遊びなんだろう、と思うわけです。昨日のポイントに「ニーボード(ボードの上に立たないで正座のままで波に乗るマニアックな遊び)」をしているサーファーが1人いました。

ふと思い出してyoutubeで探してみたら真木蔵人さんのニーボードのこの映像が出てきたんです。立っていないけど超かっこいい!!波乗りにはいろんなスタイルがあるわけで、決して、ボードの上に立つことがすべてではない。改めてそのことを思い出させてもらいました。

 
 
そして片手のドルフィンと言えばやっぱりこの人。Bethany Hamilton。サメに片手を食いちぎられてもトップサーファーで居続ける彼女。ボードにグリップをつけてのドルフィンスルー。これ、いいじゃん!

 
 
サーフィンは非常に、非常に、非常に、個人的な遊び。だからこそそれぞれの技量や身体的条件にあわせて本当に自由に遊び方を創っていけるんだと思う。コージーの試みはそんなサーフィンの本質をとらえたすごーく、創造的なチャレンジなんだと思う。改めてそんなことを感じさせてくれたコージーとのこのショートトリップ、最高でした。

週末には次の台風のウネリが届くかな。楽しみだ!

これまでのコージーとの波乗りの記録はこちら