7月の末にフィールドでムカデを捕まえてごま油に漬けて作ったムカデ油(こちらの記事)。今日でほぼ2か月が経ちました。まだまだ熟成、というには期間が短いですが…。ムカデが徐々に溶け始めてます。

この油が・・・、すごいんです。

ワタシ、夏場はしょっちゅう海に入っているのですが、夏の湘南の海は悩める「敵」がいます。ひとつはクラゲ。もうひとつはチンクイ。クラゲは説明不要だと思いますがチンクイはかなりローカルな呼称なので多少説明が必要かもしれません。

チンクイは「ゾエア」という甲殻類の幼生形態の極小の生き物らしいです。んで、こいつらが潮や水温の具合で大量発生することがありまして。目には全く見えないぐらい小さいのですが、肌に触れるとチクチク痛いんです。彼らは敵意をもって「刺す」行為をしているわけではないらしいのですが、人間の身体がアレルギー反応を起こすんです。海パンの中にも容赦なく入ってきて、「チン」を「喰う」ため、「チンクイ」と呼ばれているんだと思います、はい。

このチンクイ、アレルギー反応というだけあって、刺されたあとの症状は個人差が大きい。うちの子らはまるで平気でけろっとしています。僕の友人にもそういう人が多いのですが、僕はからっきしだめで…。刺されまくると、1日~1日半ぐらいすると体中に赤いポツポツが浮かび上がり、5日間ぐらい寒気がするぐらいかゆいんです…。ああ、思い出すだけでゾクゾクする…。

ちなみにこの夏はチンクイに「効く」とされているチューブ形式のムヒアルファを2本消費しました。

そんなワタクシ、この週末は台風22号のウネリが湘南エリアに届き、サーフィン三昧でした。水温もまだ高く海パンで海に入れ、最高にいい波で幸せだったのですが、唯一誤算だったのがチンクイが大量発生していたこと。長時間海に入っていたため、体中、刺されまくってしまいました。

ムヒアルファはもうなくなっちゃったし、どうしたものかと思っていたところ、我が家の熟成ムカデ油がいい具合ではなかろうかと思いだしたんです。

で、塗ってみました。

こ、これは…!!

すごいんです。ムヒやキンカンはスースーする成分で割と力業でかゆみをとる。これが気持ちいいわけです。ムカデ油は言ってみればただの油。僕のやつはしかもごま油。とろーんとしたやつです。スースーとは正反対。ぬめ~、べと~。です。

でもね、侮るなかれ。塗ったその瞬間からかゆみがスーッとひくんです。
これは、、、一体!?プラシーボ効果なのかもしれぬ、と思うのだけど、かゆみが収まることは間違いない。そしてその効果がずいぶん持続するのです。チンクイに全身をやられると、僕は夜、寝られないんです。夜中に何度も起きて、ムヒアルファを全身に塗りたくる、というのが夏前のワタシでした。

それがムカデ油が手元にあれば、夜、寝る前に痒い所にぬって、そのまま朝までぐっすり。なんと素晴らしい!!

唯一の欠点は…。今回、僕がごま油で作ってしまったため、ニオイがきつい。熟成してさらにきつくなっております。でもまあ、こればっかりは仕方ないか・・・。

ムカデ油。ハチややけど、傷にも効くらしい。ちょっといろいろ試してみたいなと思います。

来シーズンはでっかいムカデを獲るどー!