昨日、一昨日と愛してやまない神山町へ。夏の原っぱ大学の「セイシュン野宿」の下見。

ここ2回、神山町へ行くときは夜行バスを利用。22時に都心を出ると朝6時に徳島駅に着く。帰りも22時に徳島駅を出ると朝6時に都心に着く。片道6000円~。8000円払ってちょっと高級な3列シートだとまあ快適。夜のうちに移動できるから1日を有効に使える。クーラーが効きすぎているから、温かい恰好をしていけばまったくつらくない。タイミングによるけど飛行機の半額。いいことだらけです。

話がそれました。夏の企画の下見で行ったのだけど、目的はもう一つ。現地で一緒に夏の企画を作っている川塾のペペさんに案内してもらい、川で魚を突くこと。ペペさんは会うのが今回で2回目だけど、最初に会って話しをしたら意気投合。ワタシとしてはその遊びの領域、遊びへの愛を圧倒的にリスペクトです。川塾がその名の通り、徳島の川でやっていることのスケールのでかさ、ワクワク度ったらありません。関東にはおそらくここまでの「塾」はないよなぁ・・・。

話がすぐそれる。今回は下見のついでに魚を突こうという話になりました。

夏に子どもらと潜るスポットへ。漁業権が設定されている鮎は狙わないこと、という説明を聞いて、いざ川へ。でもびっくり、海ではフィンをつけないで潜ることはあんまりないのだけど、ペペさんらはフィンなし。銛も僕らが海で使うものよりずっと短い。いわゆる竹ヤス。

「深さもそれほどないし、狭いから。ナマズを狙うのには石の下をのぞくから動きやすいほうがいい」

カルチャーの違い…。

そう、狙いはナマズ。非常に美味なのだけど日中は岩の下に隠れているからそれを見つけることが最初のハードルとのこと。フィンをつけない、短いヤスで狙うというのに一抹の不安を覚えるも、郷に入ったら郷に従え、ということで、フィンなし&1mのヤスで潜る。

川の水は冷たい、というイメージがあったけど、だいぶぬるい。僕はタッパーを着ていたけど、ラッシュガードだけで大丈夫かも。

すごい魚の数。縦横無尽に泳ぎ回るのはほとんどが鮎。すごい数。鮎の間を見知らぬ魚が飛び交っているけど手元の短いヤスでは届く気がしない。ということで、ナマズを探すが、フィンがないから思ったより沈まない、ジタバタする、耳ぬきがうまくいかない、空気がすぐになくなる…。なんともみっともない…。

何とか海底の岩にたどり着いて下をのぞいてもまるで見当たらない…。

でもまあ、こうして魚を探して動き回るのは楽しいのです、疲れるけど。

と、ペペさんが「見つけた!この岩の下にいる」と水深2mぐらいのところの岩を指さして教えてくれました。潜って覗いてみるけど見当たらない。今度はペペさんが潜って覗くと「やっぱりいる」という。僕が行くと見当たらない、「いる」…。これを数回繰り返して、目を凝らしてみて、なんとなくそれっぽいのがいる気がする…。でも岩の下は真っ暗で確信がもてない。よくこんなので見えるわね…。

なんとなく、それっぽい塊に向けてヤスを放つとあたった感触がした!が、押さえ込む前に逃げ出された。

上から見ていたペペさんが「今度はあっちの岩の下に逃げた」というから覗く。なかなか見つからない、ようやく見つけてヤスを放つけど外して逃げられる、また別の岩に…、これを数回くりかえす…。

と、僕の目の前にヤツが躍り出てきた。エイっと慌ててヤスを放つともろにボディに当たり、押さえ込んだつもりだけどブルルンと振り払われて、逃げられました…。傷を与えたのに逃げられるってのはなんというか魚に対しても申し訳ないし、悔しいし、自分の未熟さに腹が立つ…。

このあと、ペペさんはきれいに別のナマズを1尾ゲット。


そしてその場でさばく。

僕はといえば、例のさし損ねた1匹には見事に逃げられ、かろうじて岩に張り付いていたハゼに似た見た目の小魚(名前を忘れてしまった)を突きました(体長4㎝ぐらい)。ほぼボウズ…。ああ、悔しい…。

川塾の拠点、吉野川のほとりの「堰の家」に戻ってナマズと僕の小魚をから揚げに。

きれいな川に住んでいるからか、泥抜きも不要。そのまま切り身にして片栗粉をまぶしてから揚げ。

ナマズ旨い!

ボディはぷるぷるふわふわの白身。かば焼きにしたらウナギと区別がつかない、というのもうなづける。尻尾のほうはもう少し弾力があってギンポのようでこれもやみつきになるなぁ。臭みはあんまり感じなかった。

ちっちゃな小魚君もうまかったです。

しかし、このままでは終われない、2日目にリベンジを誓うのでありました。