蜂の巣作りの季節ですな。前回、僕らの古民家に巣を作ったスズメバチの巣を落としたのですが、早すぎてハチノコ不在で不発に終わりました…。
昨年はアシナガバチの巣を襲ってハチノコをいただきました↓。
ただ、この時は勝手わからず、油で炒めちゃったんです。
後で知ったのですが、油で炒めると風味が損なわれるらしい。ハチノコはから炒りが基本とのこと。確かに、食感は残っていたのですが、塩コショウの味しかしませんでした…。反省。
そして今年。昨年と同じ僕らの古民家の軒先の同じ場所にアシナガバチが巣を作っているではありませんか。まだ女王しかいない&巣はだいぶ大きくなっている。ハチノコもいるっぽい。
女王不在の瞬間を狙って巣を頂戴しました。ちょっと申し訳ない気もするのですが、子どもが出入りする場所。さすがにこのまま放置するわけにはいかず…。ごめん!
ありがたく自宅に持って帰りまして、「ハチノコを食べたい」と前から言っていたムスメ(小4)と調理することにしました。
前回の失敗を生かして、から炒り。味付けは塩コショウ。
ハチノコのから炒りレシピ
1)まずは巣を分解して、ハチノコを傷つけないように取り出していきます。つまようじがあるといいかも。
※この時に注意するのはマユになっているセル。さなぎの状態だと柔らかいので不用意に引っ張るとちぎれちゃいます。また、まれに成虫になっているのがあり、マユを破ると動き出します。そのときは恐れずに水につけるか叩くかして殺しましょう。
2)巣を分解しつくしたら、フライパンを温めます
3)温めたフライパンにハチノコ、さなぎを全部入れて弱火で炒ります。
4)塩、胡椒で味付け。
5)ほんのりと色が白くなったらできあがり。お皿にもりつけましょう。
<もりつけ例>
油で炒めたときよりもクタクタせず、身にハリがある感じ。もはやあまり抵抗もなく大きめのハチノコをパクリ。
「うまい!!!」
前回、炒めて本当に申し訳なかったと反省。プチッとはじける食感。ほのかな塩味のあと、口中に広がるのはナッツのような香ばしい風味。フルーティ。なんと表現したらいいんでしょう。おやつにぴったりな感じ。うまい。いくらでもいけるかも(今回は17、8匹しかありませんでした)。
さなぎは炒めたときはぱりぱりして食べやすかったのですが、から炒りだとしなっとしていて、幼虫のほうがおいしかったです。
完食。これは大いにありです。蜂シーズンははじまったばかり。この先を楽しみにしようっと。
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