いよいよ最終工程。ラミネートが終わって、フィンがついて、リーシュプラグもくっついて。あとはホットコートを施してサンディングで完成です。

ホットコート。ガラスクロスを使わずにもう1層レジンで塗膜を作ってボードを丈夫にする。そのホットコート層をサンディングして磨くことで仕上げる、というプロセスだと理解しています。

ホットコートのプロセスはいつものAndrewさんのこの動画がわかりやすいので、一度見てみるといいと思います。

※#30-32あたりをぜひ!

ホットコートをきれいに仕上げるコツ。僕の苦労の結果とAndrewさんの指摘をまとめるとこんな感じ。
1)ラミネート後のボードは素手で触らない(ボードに手の油脂など余計な成分をくっつけない)
2)事前にサンディングをし、余分なクロスやバンプはなるべく削っておく(仕上げの形に近づけておく)
3)サンディング後の粉末はきれいに掃除する(残っているとホットコート下で白い粉が残っちゃう)
4)レジンをケチらない(僕はボトムで390g、デッキで350gを使いました)

2)がすごく大事で。これをやっておくと仕上がり、だいぶキレイ&後工程が楽になります。ラミネートが上手じゃない僕は当然、あちこちにたまったレジンやはみ出たクロスが残ってます(特にノーズ、テール回り)。時間をかけてきれいに形を整えていきます。

そして3)。サンディング後は刷毛を使って隙間に入った粉末を徹底的に除去。以前、これを端折ったらホットコート下に白い点々だらけになってしまいました…。

4)も大事。ホットコートの大敵が「fish eye」と呼ばれる気泡の穴(写真)。ブツブツで気持ち悪いの。素手で触ったときの油脂やレジンが薄くて塗膜ができきらなかった場所にポツポツとできます。やーー、気持ち悪い…。僕はホットコートはへたくそでこれができないように1発でうまくいったことはありません。まあ仕方ないと思って。フィッシュアイができちゃったら乾いた後にもう一度、その箇所だけ上からレジンを流してレタッチするようにしてます。でも、初期段階でできないに越したことはない。たっぷりレジンを使いましょう。

工程はラミネートと同じ。マスキングをして、ボトム面をホットコート、乾いたらひっくり返してデッキ面を施工。ラミネートと異なるのはホットコートではスクレーパーでなく刷毛を使うということ(新品の刷毛を2本用意!)。マスキングの方法が異なるってこと。

マスキングはレールの中央あたりに。そうするとレジンが垂れて半分までコーティングされる。ひっくり返してデッキをやるときも中央にマスキングテープを貼ると半分までコーティングされるので結果、レール中がコートされる。

テールはちょっと特別なのだけど、テールエリアのエッジをはっきり出すため、マスキングテープでダムを作ります。そうすると樹脂がたまり、かっちりとしたエッジができる(写真)。

という感じです。

あ、あと。かなり左右前後からレジンがたれるので養生をしっかりやっとかないと大変なことになります、はい。

ホットコートする際は塗り残しがないように、薄すぎる部分がないように特にレール、テール回りを注意しながらやる。クロスの網目が見えちゃっているとそれは薄すぎ。次のサンディング工程でクロス層にはサンディングをしたくないので(ボードが弱くなる)、必ずクロスを覆うように。

トップの写真がホットコート後のボトム面。テカテカしてきれいでしょー。

細部を見るとフィッシュアイだらけ、塗り漏れだらけ。乾いたらマーキングして、該当箇所を薄くレジンでレタッチ。たぶん、プロはこんなことしないけど…。まあ仕方ない。

レタッチ部分が乾いたら最終工程。サンディング!

25(サンディング)へ。
23へ戻る。