四国の知人から聞いた話があります。

「里山でマムシ被害を防ぐために、髪の毛を燃やすんだって。そうすると髪の毛の燃える匂いに寄せられてマムシがやってくる。そいつらを捕まえると周囲のマムシを一網打尽にできて、安全を確保できるんだそうな」

ま、まじですか。

僕らの山にはマムシがいます。去年は地主さんが捕まえて、ご丁寧にペットボトルに入れて生きたままプレゼントしてくださいました。そのときは勇気を出して締めて、丸焼きにしていただきました。鶏肉のようでそこそこ美味しかったです。

それならば。マムシを集めて全部料理しちゃえば、安全も確保できるし、美味しいし完璧じゃないの…。ってことで、僕らのフィールドでやってみようということに相成りました。

髪の毛はノリノリの原っぱ仲間K子が美容院から頂戴してきたようで(なんという行動力!)豊富にあります。

本日は原っぱのフィールドワークデー。マムシを集めるという話を聞いて、全力で逃げ出す子、ツルハシを構える子、大きなネットを用意する子…。彼らの頭のなかで、マムシはどんな大きさで、どんなスピードで飛び出してくる想定なのでしょう…。

けっさくはこちら。ワナです。しかも、えさに死んだネズミが必要らしく、まずはネズミを捕まえるところから始まる模様…。

そんなこんなでギャーギャー子どもらが大騒ぎしている中、髪の毛に火をつける。

臭い。なんというか嫌な臭い。いやーなにおい。僕らの山中に匂いが立ち込めます。

うん、確かにヘビが出てきそうな臭い。

・・・。

燃え続けること30分。嫌なにおいだけまき散らして、髪の毛たちは燃え尽きました。

ちーん。マムシ、現れず。
そりゃそうよね、子どもらがこんなに大騒ぎしているところに出てくるはずもないか・・・。作戦を考え直します。