ラミネートの工程は作業時間よりも待ち時間が多い(1作業するごとに乾燥のため1日は空けないとダメ)ので、その間にフィンづくりを進めてます。

僕のボードづくりは基本、オンフィンです(ボードにグラスで括り付ける)。なぜなら、リーズナブルな値段でFCSやフューチャーフィンのプラグが手に入らないから…。あんまり探していないってのもあるのですが、あの手のプロ向けのパーツは素人向けに流通していないようで…。海外から買い付けると小ロットだと高いし。ってことでフィンは自作してグラスオン、ってのが一番安いと思ってます。

それから、フィンづくりは(クオリティにこだわりすぎなければ)案外簡単で楽しいし、材料代がかからない。ボードづくりに手を出してみたい人はまず、フィンづくりからやってみるのもいいかもー。作ったことないけど、たぶん、FCS用のフィンも簡単に作れます。

ではさっそく。

1)デザインテンプレートを作る。
これは既存のフィンをなぞってしまうというのも手なのですが、それだとなんかつまらない。僕は当初、フリーハンドで書いていたのですが、フリーハンドできれいなフィンを作るのって案外難しい。どこかバランスが崩れちゃうんです。

そんなときに見つけたのがこのサイト。
その名もfin foil editor。
https://finfoil.io/s/edit

超素敵なサイト。直観でカーブをいじって理想のフィンが作れるという。しかもデータはセーブできる。
僕はこのサイトでフィンのイメージを作って、それを出力してテンプレートにしてます。

超アナログな方法なのですが…。
・fin foil editorでデザインをつくる
・デザインが決まったらその画面をキャプチャする
・それをパワーポイントに貼りつける
・パワポでフィンの大きさを実寸で配置する(フィンはだいたい、高さ11cm~12cm位)
・原寸大で出力する(プリンタによって数ミリ、縮小されるらしいのですが、まあ、数ミリは誤差ってことで気にしない。
・出力したものを切り抜く
以上でテンプレートの出来上がり。

パワーポイントのスライドにスクリーンショットを貼りつけたところ。

2)切り出し
材料は合板。前回は10㎜程度のものを使ったのですが、これだとちょっと厚すぎるかも。今回は5㎜程度の合板。ちょうどいい厚さ。テンプレートを置いて、鉛筆でアウトラインをなぞる。アウトラインのちょい外側をジグソーで切り出す。このときにフィンのベースの部分に1㎝~2㎝の余白を残しておく(この後工程の作業時にフィンを固定するのに便利)。

ポリッシャーもしくはベルトサンダー、紙やすりで曲面を出すようにアウトラインを出す。

3)ガイドを描く
まずはフィンがフラットなのか、80:20なのか、50:50なのかを決める。一番作りやすいのはフラットかと。で、それぞれのイメージでガイドを描く。ボードのレールバンドと同じ意味合いだけど、フィンはそこまでシビアでなくていいのだと思う(ほんとはシビアじゃないといけないのかもだけど…)。

4)成形する
fin foiling と言われる一番楽しい工程。ガイドにそって紙やすり(ブロックに充てる)かベルトサンダーかポリッシャーをあてる。100番のやすりをつけたポリッシャーが一番作業しやすかったです。ガイドそのものよりも面がキレイにつながることを意識して作っていくときれいに成形できると思う。

21(フィンづくり後編)
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