今回の企画を思いついたのは確か昨年の秋口。実際に手を動かし始めたのは昨年の12月から。制作期間4か月。長男の「キャンピングカーで旅をしたい」というぼんやりとした一言と、「そんな高いもんは買えないし借りられないから作ろうぜ」というしょうもない思い付きがこの3月の末に結実しました。

行き先は四国。中学生になる長男の卒業旅行にと思い切って仕事を入れず、1週間のオフを取りました。

途中、義理の父母が合流したり、旧友に会ったり、目的地の徳島の神山町には思い思いの方法、ルートで集まった原っぱ大学スタッフ仲間が集合したり、とよくわからないけど愉快な旅でした。6泊7日。雨には1回も降られず快適な旅でした(なので雨のときにあの小屋がどんな惨状になるのかはわからずじまい…)。

走行時について:
高速走行は、はっきり言って緊張します…。
いくら二重三重に金具やロープで括り付けているとはいえ、後ろに車がいるときに吹き飛んだらどうしよう…。という不安は常につきまとっていました(なので、運転はとても気疲れする…)。高速で走っているとホロをとめているロープが風に揺られバン、バン、バンと屋根にあたるんです。音の原因ははっきりしているし、ロープが緩んでいるということではない、と分かっていてもドキドキして落ち着かない…。

高速では80km/h~90km/hぐらいでのんびり走っていたのですが、そんな時に限って第2東名は110㎞/h制限の実証試験をしているという…。速いんです、周囲の車の平均速度が。緊張するったらありゃしない。

そして、これも一応、想定はしていましたが、燃費が悪い。感覚ベースで20%ぐらい悪化している感じ。抵抗も大きいし、重たい。まあ仕方ないわね。

宿泊について:
天気に恵まれました。これは間違いない。7日間、ほぼ毎日10度を下回ることはなく、穏やかな晴天でした。幸運に恵まれたことは間違いないのですが、申し分なく快適でした。

基本的な宿泊スタイルは僕ら夫婦2人が車の中、子どもら2人が小屋の中。
夕ご飯を食べ終わるとその日のお風呂(日帰り温泉)と宿泊先(駐車場所)を決める。このスタイルが最高に快適。チェックイン時間など気にしなくていいから、気まま、赴くままに動ける。「あらかじめ決められること」が苦手な我が家に最適な旅のあり方。

宿泊地(駐車場所)は「道の駅」に限ります。何がいいって24時間のトイレがある。それから、大抵、どこも車中泊の人が何組かいるので安心、気が楽。初めての夜(和歌山)では勝手がわからずコインパーキングに停めたのですが、朝起きたときにトイレがなくて困りました。

ルーフトップテントの残念なところは、キャンプサイトのテントのように日中に立てておくことができないこと。一日の移動がすべて終わってからテントを組み立てることになります。夕飯食べて、お風呂に入って、あとはもう寝るだけで子どもらが充電ほぼ切れているところから、重い腰を上げてテントを組み立てるという…。僕一人だとまずまず大変なので子どもらと一緒に組み立てるのだけど、僕も妻も彼らもエネルギー切れ気味だから大変です。

ホロを外すのに約20分。組み立てるのと車内の整理に20分。なかなかの作業です。そうそう、何が大変て、僕ら夫婦は車中で寝るため、車中の荷物の整理、移動を毎回しないといけないんです。リアシートをフラットにして、7日分の荷物を運転席に放り投げて・・・。

これまた、7日間晴れ通しだから気にならなかったのですが、もし、この設営のタイミングに雨だったら果たしてどうしたのだろうという疑問が…。間違いなく小屋の内側が濡れます。ホロを外したあと、屋根を取り付けるまでは雨に対して圧倒的に無防備なので。また、車中を整理するのに荷物を一度、車外に出すので、荷物も間違いなくずぶぬれでしょう・・・。

ほんと、雨降ったらどうしたんだろう…。次までの課題。うん。

セッティングは大変だけど、寝るのは快適です。キャンプで大事なのはマットだと知っていますから、車中用、小屋用に安くて評判のいいこのマットを手配しました。快適です。

子どもらが上の小屋で寝がえりを打つと車中が揺れます。地震が来たみたいでビビる。僕が上で寝たこともあったのですが、そのときは本当に激しく揺れたそうな。でもそのぐらい。あとは寒すぎず、暑すぎず。身体も痛くならず。至って快適な小屋ライフ、車中泊です。

朝起きたら撤収。これはね、最高の気分なんです。小屋のドアをあけると周囲の車中泊の車を見下ろせる。ほかの人は「なんだあれ!?」って見上げている。そんな視線を感じながら優雅に梯子を下りてきて小屋を畳み始める。しょうもない優越感に浸れる瞬間です、はい。

旅はこんなルートでした↓
1日目:逗子~伊勢~熊野(熊野泊・ホテル。義理の父母と)
2日目:熊野~南紀白浜~和歌山(和歌山泊・車。コインパーキング)
3日目:和歌山~フェリー~徳島~高松(高松校外泊・車。道の駅)
4日目:高松~吉野川上流~剣山~神山町(神山泊・キャンプ場コテージ。僕だけ小屋の上)
5日目:神山町 with原っぱ大学メンバー(神山泊・カフェオニヴァ。ちゃんと屋根と布団のあるところ)
6日目:神山~鳴門~宇治~京都(京都泊・京都郊外の道の駅)
7日目:京都(龍安寺、金閣寺)~川崎(妻実家。ゴール)
総走行距離1858km。

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