ブランクスづくりと並行して頭をぐるぐる回しているのがボードデザイン。妄想しながら落書きしまくりです。デザインを考えるのがって超楽しい。
まずはラフに寸法も何も考えずに書きなぐる。
僕は今回、ホームポイント(レギュラーブレイク中心)でグーフィーの僕がバックサイドで乗りやすい板を作りたい、っていうメインテーマがありました。
前回作ったボードは課題がたくさんありました↓
ビビって浮力を取りすぎたため、ドルフィンがきつく大きな波だとそもそも外に出られない。スタイル重視でキールフィンのツインフィンにしたが、波が大きいとフィンがスライドして抜けちゃう。ワイドポイントを前に取りすぎたため、掘れる波だとあっという間にパーリングする、という課題がありました。
小波では面白いのですが・・・。
なので今回のコンセプトは大きめのホームポイントで安心して扱える板。
・バックサイドで扱いやすい
・フィンが抜けない
・ドルフィンできる
・でもパドルがつらくない
そして、アシンメトリーにのってみたいという僕の前からの思いがあって、素人シェイパーがそんな亜流の板に挑戦するのもどうかと思いつつ、やってみることにしました。
ある程度イメージが固まったら、まず最大幅を決める。僕は今回、えいっと54㎝。浮力を担保しつつ、前回の板よりは幅を狭める。
長さ(180cm)と最大幅が決まったら1/100のスケールでガイドラインを描く。18㎝の線が3本。真ん中がストリンガー、左右が最大幅。そのガイドラインに収まるように絵を繰り返し描く。
これだと思うのが描けたらそれを採用。
使うデザインが決まったらポイントとなる個所のストリンガーからの長さを測る。今回僕が測ったのは中央(90㎝箇所)、テール方向、ノーズ方向にそれぞれ40cm、60㎝、70㎝の個所の幅、フィッシュのテールの起点など。
これを一度、厚紙などのテンプレートに落としてもいいのだけど、今回は面倒だったのでそのままフォームに落とすことに。
まずはストリンガー上に先の計測した点をうつ。そこから幅の点をうつ。この点を結べばアウトラインのできあがり。
この時に活躍するのがストリンガーを作るときに出た細長い合板の端材。
これにテンションをグーッとかけるといい曲線ができる。この曲線を使って結んだ点をつなぐ。つないだラインにそって鉛筆で線を描くとデザインのコピーがボード上に描かれます。
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